ご利用案内

一般・消化器外科

胃がん、大腸がんなどの消化器系疾患(2015年度延べ総入院315名、がん入院119名)の外科治療(総手術数105名、胃がん手術11名、大腸がん手術17名)、癌化学療法、内視鏡的治療を主として行っております。また、胆石症(45名)では、腹腔鏡や内視鏡による手術、さらに鼠径ヘルニアではクーゲルパッチを用いた手術を施行しております。

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治療方針

消化器の胃がん・大腸がんなどの悪性疾患をはじめ、胆石症や鼠径ヘルニアなどの良性疾患を手術的に治療いたします。
手術だけではなく、切除不能・進行再発消化器がんに対しては抗がん剤治療を用いた治療も行います。

当科の治療は習熟した専門医を中心に行われ、全てのスタッフが最新の知識習得および技術向上に努めております。

“低侵襲性”、“根治性”、“機能温存”を、外科治療の大きな方針としています。
“低侵襲性”とは、身体にやさしい最先端の内視鏡外科手術で、当科で最も積極的に取り組んでおります。
この術式は従来のお腹を大きく切開する開腹手術に比べて、痛みや身体へ負担が少なく、早期退院・早期社会復帰が可能となります。
さらに1つの傷からアプローチする単孔式手術や細径鉗子を用いて傷の数を減らして行うReduced Port Surgery(※)にも取り組んでいます。
当科の内視鏡外科手術は、数多くの実績がある田中淳一先生を中心とし安全性と良好な手術成績を収めております。
※Reduced Port Surgeryとは、従来の内視鏡外科手術と比較して、手術の際の切開創の数やサイズを減らし、さらなる低侵襲性を追求した患者さまの身体の負担を小さくする手術方式です。

“根治性”とは、がんを身体から完全に取り除くことです。
当科では、がんの進行度に応じ、再発、転移がないように、周囲の組織や臓器を切除するなど過不足のない治療を目指しています。
一方で、体調によっては、過大なご負担となる場合があります。
個人の症状に合った治療法(手術、化学療法、その他)を患者さまとともに選択しています。

“機能温存”とは、術前の体の状態になるべく近づけた術式(再建方法や吻合)です。
例えば、肛門温存が不可能と考えられた下部直腸または肛門管がんに対しても、人工肛門を避けた肛門温存手術(括約筋間切除)、噴門側胃切除における逆流防止機能を備えた観音開き法などが挙げられます。
当科では、手術後の患者さまのQOLに配慮した術式を導入しています。

対応疾患

消化器の悪性疾患(食道、胃、結腸、直腸、肝、胆のう、膵臓など)
一般外科の良性疾患(鼠径・腹壁瘢痕ヘルニア、内外痔核、脱肛など)
腹部の緊急疾患(虫垂炎、胆のう炎、腸閉塞など)

担当医

田中 淳一(低侵襲内視鏡外科治療センター長)

出身大学
東北大学医学部
専門分野
消化器外科
取得資格
医学博士
産業医
日本外科学会 代議員、指導医
日本内視鏡外科学会 評議員、技術認定医
日本消化器外科学会 評議員、指導医、消化がん外科治療認定医
日本肝胆膵外科学会 評議員、高度技術指導医
日本消化器病学会 支部評議員、指導医
経   歴
秋田大学医学部第1外科 入局
米国 Cleveland Clinic Foundation 特別研究生
秋田大学医学部第1外科 講師
昭和大学北部病院消化器センター 教授
中国 大連医科大学付属大連市中心医院 客員教授
中国 四川省濾州医学院 客員教授
昭和大学藤が丘病院消化器・一般外科 教授
横浜鶴ヶ峰病院 低侵襲内視鏡外科治療センター長

幡谷 潔(副院長)

出身大学
昭和大学医学部
専門分野
上部消化管、胆肝膵
取得資格
日本外科学会指導医
日本消化器内視鏡学会専門医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
日本消化器外科学会指導医

木村 一雄(科長)

出身大学
昭和大学医学部
専門分野
消化器外科
取得資格
医学博士
日本消化器内視鏡学会専門医
日本外科学会専門医
日本消化器外科学会専門医
日本消化器外科学会指導医
日本消化器病学会専門医
日本医師会認定産業医

水上 博喜 

出身大学
昭和大学医学部
専門分野
消化器外科
取得資格
医学博士
日本外科学会専門医
日本消化器科学会専門医
日本がん治療認定医
日本消化器外科学会指定医
日本外科学会指導医
日本肝胆膵外科評議員

本橋 久彦(顧問)

出身大学
横浜市立大学医学部
専門分野
胃がんの外科治療、胃がんの化学療法・免疫療法
取得資格
医学博士
日本外科学会
日本癌学会
日本癌治療学会
日本胃癌学会
日本消化器外科学会
日本臨床外科学会評議員
日本癌局所治療研究会名誉会員
日本癌免疫外科研究会
がん集学的財団評議員
神奈川胃癌治療研究会元代表幹事
神奈川消化器病学会評議員

National Clinical Database(NCD) の手術、治療情報データベース事業への参加について

当病院では、一般社団法人National Clinical Database(NCD)のデータベース事業に参加しています。
NCDは、日本国内での臨床現場の医療情報を体系的に把握し、医療の質の向上に質する分析を行い、もって一般市民に最善の医療を提供し、適正な医療水準を維持することを目的としています。
何卒趣旨をご理解のうえ、ご協力賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

・NCDデータベースに登録する内容
入退院日、手術方法、術後経過、病名等の情報の他、治療効果、リスクを検討する為の情報(身長、体重、年齢、既往歴、術前血液検査等)登録いたします。患者さまのお名前を登録することはありません。

・NCDでの情報の管理
これらの情報は、それ自体で患者さま個人を安易に特定することはできないものですが、患者さまに関わる重要な情報ですので厳重に管理いたします。情報の取り扱いや安全管理にあたっては、関連する法令や取り決めを遵守しています。

・登録される情報の使われ方
治療成績向上ならびに皆さまの健康の向上に役立てるために、参加施設ならびに各種臨床領域に、集計・分析後の統計情報のみがフィードバックされます。患者さま個人を特定可能な形で、NCDがデータを公表することは一切ありません。

・登録の拒否や登録情報の確認
データを登録されたくない場合、登録されたご自身のデータの閲覧や削除を希望される場合は、当科医師にお知らせください。なお、登録を拒否されたり、閲覧・修正を希望されたりすることで、診療等において患者さまが不利益を被ることは一切ございません。

・NCD担当者の訪問による登録データ確認への協力
NCDへ登録した情報が正しいかどうかを確認するため、NCDの担当者が患者さまの診療記録を閲覧することがあります。この調査に協力する際は、NCDの担当者と守秘義務に関する取り決めを結び、患者さまを特定する情報を院外へ持ち出したり、口外したりすることは禁じます。

本事業への参加に関してご質問がある場合は、当科医師にお伝えください。より詳細な情報は下記に記載されていますので、そちらもご覧ください。
一般社団法人 National Clinical Database(NCD) http://www.ncd.or.jp/


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