難病・希少血液疾患センター

センター長 井上靖之医師
センター長 井上靖之医師
副センター長 小杉成樹医師
この度、当院血液内科内に難病・希少血液疾患センターを設置いたしました。

対照疾患

  • 再生不良性貧血
  • 発作性夜間ヘモグロビン尿症
  • 特発性血小板減少性紫斑病
  • 骨髄増殖性腫瘍(骨髄線維症、真性多血症、本態性血小板血症) 慢性骨髄性白血病
  • 慢性リンパ性白血病
  • リンパ形質細胞性リンパ腫

など
(血友病など遺伝性凝固異常症は除く)

これらの疾患は完全な治療法が確立されておらず、またそれ故、分子標的療薬、特異的抗体療法などの新規薬剤の導入が著しい領域でもあります。
われわれは、これらの疾患を効率よく治療するため集約し、臨床データを集め、成績を報告いたしてまいります。
上記の疾患の多くは無症状の内に健康診断、偶然の採血で発見されます。 白血球数、血小板数の異常、貧血、多血を認めましたら是非ご紹介ください。

2024年度の診療実績

再生不良性貧血
22名
発作性夜間ヘモグロビン尿症
3名
赤芽球癆
2名
特発性血小板減少性紫斑病
19名
寒冷凝集素症
1名
エバンス症候群
1名
原発性骨髄線維症
1名
真性多血症
21名
本態性血小板血症
20名
慢性骨髄性白血病
10名
慢性リンパ性白血病
1名
リンパ形質細胞性リンパ腫
1名